ペットを飼っている方が災害前にやっておいた方が良い事
2019年にあった台風19号。
その際ある女性タレントさんがペットと一緒に避難所に行ったが拒否された件について。
可愛い愛犬や猫、他ペットなどが拒否されるのは動物好きとしては悲しい事ですが、アレルギーや糞尿など衛生面の問題もあるので、まずは個人でやれる事をする事をオススメします。
まずやっておく事が、避難所でもペットオッケーのところもあるので電話などで問い合わせをして確認する事。
避難所がペット拒否の場合は災害時にも安全な地域でありそうな場所のペットショップや友人や親族などで預かってくれる人を探す。
預かり場所が安全かどうか不安な場合でも、例えば水害が起きた場合、預かり場所が中高層階にあるか、地震の場所は耐震性の確認などしておく事も大事です。
ペットショップなどは緊急では混み合う場合もあるので、今回の台風19号の様にニュースなどで前もって知らせてくれてる場合は早めに問い合わせて預けられるか確認しましょう。
緊急の災害時の場合で尚且つ自身の住まいが危険な場合の時は近くの家やビルですぐに逃げ込めそうな場所の入り口の確認などしておくのも良いかと思います。
前もったペット用の食料、糞尿処理などに関する品、場合によってはGPS付きの首輪など、予備や対策を準備しておきましょう。
可愛いだけで動物は飼えません。
本当に大事なら親である貴方がまずやれる事をやってあげましょう。
避難所などの施設の使用変更などはすぐに出来るものではありません。地域の方々の理解や税金もかかります。
酷い言い方に聞こえるかもしれませんが、動物を飼ってない方や動物嫌い、アレルギーの方からすると他人のペットに出すお金も避難所もないと言う意見があるのも事実です。
理想や希望だけではペットは飼えませんし、飼ってはいけません。
現実をしっかり受け止めた上でやれる事をやり、大切な我が子をあなたがしっかり守ってあげましょう。
それが家族です。
各市町村の役所や自治体にペットの避難所を希望するのはそれからだと思います。
災害は明日にもくるかもしれません。
すぐに変えられない事から始めるのではなく、すぐに変われるあなたから行動をしてくれる事を期待しています。