災害データ① 過去10年の死亡者数や要因
自衛隊の方を守れるのはあなただけです
よく台風の時に、大雨や暴風の警報が出てるにも関わらず外に様子を見に行って水路に落ちて亡くなったり、海辺に行き波にさらわれたり、キャンプして中州に取り残されたりして人が亡くなったり救助されるニュースを目にします。
大きな災害の時は特にですが、個人個人が注意していれば自衛隊の方も他の方の命を1つでも多く救える事になります。
さらには自衛隊の方の命も救えるのです。
自衛隊の方は無敵ではありません。
家族もいます。
もちろん人命救助も自衛隊の仕事の1つではありますが、人が死んだ場所や死にそうな場所、つまり危険な場所での仕事をしているわけです。
不用意な外出などしたせいで自衛隊の方の命をも危険に晒すことになります。
しっかりとした訓練もあり自衛隊の方が災害時に死亡したニュースはほぼ見ませんが、日頃の様々な訓練の中死亡する方は多くいます。
2019年8月31日までの一年間に公務災害認定されたのは12人。
訓練中に死亡された方や、防衛大学生などの若い命が国の為に亡くなりました。
自衛隊の前身である警備予備隊が発足して以来、計1976人殉職しています。
国民個人がまず自分の命をしっかりと守る事が他の命を救うことに繋がるという事を忘れないで下さい。
①災害時の避難場所の確認
②避難時に必要な食料や衣類、明かりになるものなどの確認と準備
③災害時には迅速かつ慎重な避難
④無理な外出や危険な行為
など、最低限の事はしっかりとやる事をお願いしたいと思います。
日頃過酷な訓練をされてる自衛隊の方々だけではなく、あなた自身も自衛を心掛けて下さい。
大切な命です。
災害時、離れた家族と連絡をとるために
災害時に離れた場所に住む家族の為に、必ず電話番号は覚えておきましょう。
離れた場所に住んでいる家族はあなたをとても心配しています。
災害時には電波障害なども起こる可能性があるのですぐに、連絡出来ない事もあるかもしれませんが、少しでも早く連絡してあげるために電話番号を覚えておきましょう。
もしかしたら逃げる際に携帯を忘れたり、落として壊したりするかもしれません。
避難所などに、逃げ込めたとしても家族の連絡先が分からなければ安否の確認も遅くなる事もあります。
避難所で誰かが携帯を持ってるかもしれないので、少しだけお借りできるかもしれませんから、電話番号を覚えておけばすぐに声を聞かせられる可能性があります。
もし携帯を借りられなくても役所の方に伝えれば安否の連絡をしてくれるかもしれません。
なかなか連絡が取れず家族が無理に被災地に来て、二次災害が起こる可能性もあるので、なるべく早く連絡してあげる事も命を守る1つの手段です。
今はLINEなどで電話し、電話番号を覚えてない方も時々いらっしゃるので、是非この機会に大切な家族の連絡先などは覚えておいて下さい。
家族の声が必ずあなたの心の支えにもなります。
ペットを飼っている方が災害前にやっておいた方が良い事
2019年にあった台風19号。
その際ある女性タレントさんがペットと一緒に避難所に行ったが拒否された件について。
可愛い愛犬や猫、他ペットなどが拒否されるのは動物好きとしては悲しい事ですが、アレルギーや糞尿など衛生面の問題もあるので、まずは個人でやれる事をする事をオススメします。
まずやっておく事が、避難所でもペットオッケーのところもあるので電話などで問い合わせをして確認する事。
避難所がペット拒否の場合は災害時にも安全な地域でありそうな場所のペットショップや友人や親族などで預かってくれる人を探す。
預かり場所が安全かどうか不安な場合でも、例えば水害が起きた場合、預かり場所が中高層階にあるか、地震の場所は耐震性の確認などしておく事も大事です。
ペットショップなどは緊急では混み合う場合もあるので、今回の台風19号の様にニュースなどで前もって知らせてくれてる場合は早めに問い合わせて預けられるか確認しましょう。
緊急の災害時の場合で尚且つ自身の住まいが危険な場合の時は近くの家やビルですぐに逃げ込めそうな場所の入り口の確認などしておくのも良いかと思います。
前もったペット用の食料、糞尿処理などに関する品、場合によってはGPS付きの首輪など、予備や対策を準備しておきましょう。
可愛いだけで動物は飼えません。
本当に大事なら親である貴方がまずやれる事をやってあげましょう。
避難所などの施設の使用変更などはすぐに出来るものではありません。地域の方々の理解や税金もかかります。
酷い言い方に聞こえるかもしれませんが、動物を飼ってない方や動物嫌い、アレルギーの方からすると他人のペットに出すお金も避難所もないと言う意見があるのも事実です。
理想や希望だけではペットは飼えませんし、飼ってはいけません。
現実をしっかり受け止めた上でやれる事をやり、大切な我が子をあなたがしっかり守ってあげましょう。
それが家族です。
各市町村の役所や自治体にペットの避難所を希望するのはそれからだと思います。
災害は明日にもくるかもしれません。
すぐに変えられない事から始めるのではなく、すぐに変われるあなたから行動をしてくれる事を期待しています。